温テルが【温泉ガチ解説】高張性温泉とは?
「温泉に入ったのに、すぐ冷える」
「逆に、のぼせてぐったりした…」
それ、温泉の“浸透圧”の違いが原因かもしれません。
この記事では高張性温泉とは何かを軸に、
メリット/デメリット、等張性・低張性との違い、代表的な温泉、体と目的別の使い分けまで、実用重視でまとめます。
高張性温泉とは?
高張性温泉(こうちょうせいおんせん)とは、
人の体液(血液など)よりも塩分濃度が高い温泉のこと。
いわゆる「しょっぱい」「海水に近い」「効く」「強い」と言われるタイプの温泉です。
高張性・等張性・低張性の違い(比較表)
| 分類 | 浸透圧 | 体への刺激 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 高張性 | 体液より高い | 強い | 保温・血行促進が最強 |
| 等張性 | 体液と同じ | 普通 | 負担が少なく万能 |
| 低張性 | 体液より低い | 弱い | 肌にやさしく美容向き |
効き目重視 → 高張性
やさしさ重視 → 低張性
迷ったら → 等張性
高張性温泉のメリット
① 圧倒的な保温力
塩分が皮膚に膜を作り、湯冷めしにくい。冷え性・冬の温泉には最強です。
② 血行促進・疲労回復
浸透圧の刺激で血管が拡張しやすく、肩こり・腰痛・筋肉疲労に効果を感じやすいタイプです。
③ 殺菌作用
塩分による殺菌効果で、切り傷・慢性皮膚炎などに使われてきた歴史があります。
④ 発汗・デトックス感
入浴後もしばらく汗が出るほど。「温泉に入った感」を強く得られます。
高張性温泉のデメリット・注意点
① 刺激が強い
乾燥肌・敏感肌の人は、ピリピリ・ヒリヒリすることも。
入浴後は真水で流す+保湿がおすすめです。
② のぼせやすい
保温力が高いため、長湯は危険。動悸・だるさが出ることがあります。
③ 持病がある人は注意
高血圧・心臓疾患がある場合は、医師の指示を優先してください。
高張性温泉の正しい入り方(超重要)
おすすめの入り方
- かけ湯をしっかり
- 5〜7分だけ浸かる
- 外で休憩
- 余力があればもう1回
「長く入るほど効く」は間違い。
短時間 × 休憩が正解です。
日本の代表的な高張性温泉(例)
- 有馬温泉(兵庫):鉄分+高濃度塩分の「金泉」。一発で効くタイプ。
- 熱海温泉(静岡):海水系の塩化物泉。観光地でも湯は本格。
- 城崎温泉(兵庫):外湯めぐりで有名。湯冷めしにくく旅向き。
- 別府温泉(大分):エリア差が大きい。塩化物系は強烈な所も。
体質・目的別おすすめ(早見表)
| 目的・体質 | 向いている泉質 |
|---|---|
| 冷え性 | 高張性 |
| 肩こり・腰痛 | 高張性 |
| 乾燥肌 | 低張性 |
| 敏感肌 | 低張性 |
| のぼせやすい | 等張性 |
| 高齢者 | 低張性 |
まとめ
- 高張性温泉は効き目最強だが刺激も強い
- 「短時間・休憩」が鉄則
- 体調や目的で使い分けると、温泉は最高のセルフケアになる
高張性=薬
低張性=美容液
上手に選べば、温泉は一生の味方です。
